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くじら



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くじら

抱きしめたいほど美しい日々に

Lyricist:くじら
Composer:くじら

指先の感覚はないまま
夜明けを待つ間に君の背で寝ている
ああ、抱きしめたいほど美しい日々に
栞を挟んでおいて

天気予報の声で起きた 目元がぼやけていた
静電気が指先から…適当に音楽を。

昼間から寂しくなっている
自堕落のせいで鬱になっている
柔らかい土くれになって
春風に靡かれていたい
雑踏の中でコーヒーを飲む夢だ

指先の感覚はないまま
夜明けを待つ間に君の背で寝ている
ああ、抱きしめたいほど美しい日々に
栞を挟んでおいて
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都会の下卑た風鈴の音と
流行り廃り オエって…はにかんで嗚咽
足りてない脳を隠している
あー全部バレてるよ見透かされている
気がする
いつか終わるまだ生き地獄 床に這う
転々と飯を食う 歳をとる
歯痒いのに鈍くなってく

フィルム色、臙脂
遠からず全て忘れてゆくことでしょう
削ぎ落とされて無くなりゆく記憶の

指先は感覚がないまま
夜明けを待つ間に君の背で寝ている
ああ、抱きしめたいほど美しい日々に!
栞を挟んでおいて